今回ご紹介するのは、乗り物大好きな男の子におすすめ、三鷹にある陸橋(跨線橋)です。
電車庫と中央線を跨ぐように掛かっているこの橋は、子供と鉄道好きの大人に大人気の絶景スポット。
私自身子供と何度も訪れている、お気に入りの場所です。
太宰治も訪れていた、時代を感じる陸橋
今回は三鷹駅南口から向かうので、駅を背に線路沿いを右方向に進んでいきます。
陸橋に向かう道中も、目線の高さに見える迫力ある電車を楽しめます。
7分ほど歩いていくと、陸橋があらわれます。
この急な階段を登った先が目指す場所なので、あと少しです。
階段下には、太宰ゆかりの場所を示す看板がありました。
三鷹にはいくつか太宰ゆかりの場所がありますが、ここはお気に入りの場所だったようです。
1929年に竣工した当時の姿そのままだというのだから、とても古い陸橋という事がわかりますね。
早速登ってみましょう♪
橋の上は絶景!!
息を切らしながら登っていくと、ノスタルジックな風景がお出ましです。
青い空と鉄骨がいい雰囲気ですよね。
この日はとても天気が良かったので、階段を登ってすぐの場所からは富士山を望むこともできました。
いやもう、悩み事があったらここに来れば吹っ飛びそうです。「気持ちぃーー!!」と叫びたくなるほど。
太宰がこの場所を気に入っていたのも納得です。
そして子供は走ってくる電車に大喜び!
中央線がビュンビュンと走り抜け、時々特急「あずさ」「かいじ」も通ります。
三鷹電車庫に入る東西線や総武線をゆっくり眺めることもできて、たまに車掌さんが気を利かせて手を振ってくれたり、子供は夢中になっていました。
この陸橋には平日・休日どちらも来たことがありますが、休日になると遠方から訪れる家族も多いです。
電車が通るたびに子供達が嬉しそうな声をあげ、一生懸命に手を振っている姿を見ていると、こちらまで癒されてしまいます。
まだ行ったことがないという方はぜひ行ってみてください。
三鷹 陸橋(跨線橋)の地図