仕事復帰に向けて子供を保育園に入園させたい家庭は年々増加していますよね。
とはいえ、待機児童問題はまだまだ改善されていません。
現状では保育園入園の大きなチャンスとなるのが4月入園です。
むしろ4月入園以外にはチャンスはほぼないようなものでもあります。
保育園が決まるのかどうか・無事に仕事復帰できるのかどうか不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2019年の保活の参考になるよう、前年2018年の三鷹市の保育園入園傾向や待機児童数について、さらには三鷹市での保活のポイントについて触れていきたいと思います。
【2018年(平成30年)】三鷹市の待機児童数は減少しつつも待機児童数ワースト順位は上がった
2018年三鷹市の待機児童数は前年に比べて80人ほど減少しました。
ですが、東京都の待機児童数ワースト順位は前年11位から2018年は8位にまであがってしまったんです。
他の区や市が保育園問題に積極的に取り組んだ結果がこの数字なのかもしれませんね。
とはいえ三鷹市も2018年だけでも新設園は 分園も合わせれば4件!
決して保育園が増えていないわけではないんですよ。
ただ、この数年で三鷹市内では大規模マンションがいくつか建ち、子育て世代がとても増えているように感じます。
保育園を新設しても、保育園数と新たに移住してきた子育て世帯数が合っていないんですよね。
マンションの建設はまだまだ続いている状態で、私が知っている限りでもかなり大規模なマンションが2019年に2棟完成予定です。
それだけ人気のある地であるのは嬉しいのですが、待機児童数ワースト8位の状況から今後抜け出せていけるのかちょっと心配ですね・・
共働きフルタイム80点がボーダーライン
三鷹市の保育園入所の内定基準となるのが点数です。
外勤で月間20日以上、1日7時間以上の就労をしている場合に40点の点数をもらえます。
夫婦ともにこの点数を得た場合の合算点数80点が、三鷹市の認可保育所入所のボーダーラインと考えた方がいいです。
ただし、80点はあくまでも最低ラインです!
2018年(平成30年)の4月入所では、園によっては84点でも選考に至っていません。
シングル家庭や、兄弟姉妹が既に認可保育所に入園している場合も加点対象となるので、そういった家庭は80点以上の点数を持っていることになります。
2018年の時には、兄弟姉妹枠でほとんどが埋まってしまったという園の話も聞きました。
ここら辺のことも考えると、やはり確実に保育園に入所するためには点数稼ぎが必要になってくるのです。
【保活ポイント①】加点を狙う!
両親共働きフルタイムの点数である80点だけでは確実には入所できないとなれば、加点を狙うしかありませんよね。
どうしたら点数を稼げるのかというと、いくつか方法があります。
・月12日以上1日4時間以上、託児所または施設に月額4万円以上の金額を支払って、当該児童を預けている場合→4点加点
(ただし、育児休業中は対象外)
・月12日以上1日4時間以上、託児所または施設に月額4万円未満の金額を支払って、当該児童を預けている場合→2点加点
(ただし、育児休業中は対象外)
・上記2項目の利用時間には満たないが、継続して託児所または施設に当該児童を預けている場合→1点加点
(ただし、育児休業中は対象外)
要は認可保育園申込までの間に、認証保育所などに預けることで、該当する利用時間や金額によって点数が加点されます。
ただし育児休業中は対象外となるので、育児休業を取得中の方は育児休業を切り上げる必要があります。
認可保育園に入園させるために、まだ残っている育児休業を切り上げるというのもなんだかおかしな話ですよね。
でも実際にこうやって点数を稼いでいる人が保活に成功しているのが現状なんです。
ただしここで問題があります!
認証保育所に預け加点を狙うにしても、三鷹市の認証保育所もほとんど埋まっているんです!!
三鷹市は認証保育所も激戦区なんです・・
一方隣の武蔵野市は、2018年は認証保育所に空きがけっこうありました。
認証保育所を選ぶ際には、三鷹市だけでなく武蔵野市や杉並区、会社の近くの区などもチェックするのがポイントです。
【保活ポイント②】申込の少ない園を狙う!
育児休業を切り上げてまで加点するのは・・
という方は、両親共働きフルタイムの点数80点で戦う方法もあります!
それは、申込の少ない園を狙う!ということです。
認可保育園の申込書には第4希望まで園を書く欄があります。
見学をして気に入った園や、家から近い園などとそれぞれ希望はあるかと思いますが、第4希望すべてに行きたい園を記入するのではなく、保険的な園も入れておくことをおすすめします。
小規模保育施設説や家庭保育施設は特に狙い目です。
こういった保育施設を入れておくことで、一次募集で内定に至らなくても二次募集で内定になるケースはとても多いです。
他にも、昔から住んでいる人が多い住宅地周辺の保育施設を狙うのもありです。
同じ住宅地でも、昔から存在している場所と新たに開発された場所では住んでいる人の層が変わってきます。
古い住宅地に住んでいる人は年齢も高い可能性が高いですよね。
そういった住宅地周辺にある保育所は、申込が少ない可能性があります。
本来であれば理想の園に通わせてあげたいところですが、園によって内定点数に差があるのは事実です。
理想とする園に入園させることが優先なのか、保育所に入園させることが優先なのか複雑なところですが、保育所に入園させることが優先の方は自分の希望だけに捕らわれずに希望園を書くことをおすすめします。
まとめ
2018年現在三鷹市の保育園事情は決していいものとは言えません。
また、2019年もこの状況は大きく改善されることはないように感じます。
4月入園の申込は例年11月に開始されるので、加点を狙うにはさらに早くに行動しなければいけないということを踏まえると、もう既に2019年の保活は始まっています。
子育てと仕事の両立のためにも、保活頑張りましょう!
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