今回は、ジブリ美術館の見どころや感想、抑えておくべきポイントなどを紹介していきたいと思います。お子さんと一緒に行かれる方の参考にもなるよう、子連れでのチェックポイントも交えて紹介しますね。
【当日でも購入可能な市民枠チケットについてはこちら】
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館内撮影禁止
まずはじめに、館内は撮影が禁止となっています。
その理由は下記のようなもの。
・美術館内での写真撮影、動画撮影はご遠慮ください。
ジブリ美術館は物語の入り口です。物語の主人公になるには、カメラを向けるのではなく、この空間をご自分の目で見て、体で感じてください。そして、思い出は心の中に大切にしまって持ち帰って欲しい、これが私達の願いです。
ジブリらしいですね。
そのため、写真が少なく説明しづらい部分もありますが、ご了承ください。
ただし、ジブリ美術館の敷地内でも下記の場所は撮影可能なスポットとなっています。
【撮影可能エリア】
美術館建物の周辺、巨人兵のいる屋上、テラス
コインロッカーあり
美術館内にコインロッカーがあります。全部で96個(小80個、中16個)です。
利用時に100円がかかりますが、最後返却されるので実質無料で利用できます。
ロッカーに入らないような大きい荷物はスタッフさんに相談するといいですよ。
コインロッカーは基本的には空いているイメージですが、海外からの観光客の方が多い日に当たったり、長期休暇期間などはコインロッカーを使う人も多いと思うので、出来るだけ身軽な状態で行くのがベストです。
館内ベビーカー禁止
美術館内はベビーカーでの移動が禁止されています。ベビーカー置き場が館内にあるので、そこに置いておくことになります。
見どころ①美術館入口のステンドグラスとフレスコ画
美術館の入り口ドア、受付付近の窓はステンドグラスになっています。(画像はほんの一部)
色とりどりで、とても綺麗なので是非見てくださいね。
また、天井を見上げると、国内最大級のフレスコ画が。
青空に向かって伸びる草木と、その中央で輝く太陽が、鮮やかに描かれています。
よ〜く見ると、お馴染みのジブリキャラクターもいますよ(*^^*)
見どころ②中央ホール
中央ホールは、宮崎駿監督の世界がそのままそこにあるかのような造りになっています。
天井はガラスドーム。螺旋階段や空中階段。
各所に散りばめられた細かい細工を発見した時の喜びは、子供以上に大人の方が楽しいかも。
子供は迷路のような道にワクワクするはずです。
見どころ③【映画】短編アニメーション
「土星座」では、ここでしか上映されない短編アニメーションが観られます。ジブリ美術館で絶対外せないスポットです。
ジブリ美術館に入場する際にもらうフィルムチケットが、土星座の入場券になるので、失くさないようにしてくださいね。
一度に80人ほどしか入れないレトロで小さなシアターでは、子供も大人も、小さくて可愛らしいベンチに座ります。天井には空、壁には草木の絵が描かれており、それらを眺めているだけでも飽きません。
年齢制限などはなく、小さなお子さんでも観ることができます。私の子供も、初めての映画は土星座でした。(上映時間は15分ほどです)
ここでの注意点は、上映作品が複数あり、時期によって変わるということです。
観たい作品がある人は、その作品が上映されている期間に行きましょう。
上映作品はジブリ美術館の公式HPで確認できます。
▶︎▶︎ジブリ美術館公式HP
一番人気はやはり「めいとこねこバス」でしょうか。
誰もが知る人気キャラクターが出てくるのはこの作品くらいです。
ですが他の作品も面白いので、正直いつ行っても楽しめます。
その時その時上映されている作品と、出会いのような形で楽しんでもらったらいいと思います。
見どころ④「動き始めの部屋」
1階、入口から中央ホールに入っていくと右手にある「動き始めの部屋」では、アニメーションの仕組みがわかります。
どうやってアニメーションは作られているのか、またその進化を知ることができます。
トトロの人気キャラクターを使ったゾートロープ(回転アニメーション)は子供に大人気!
子供も見やすいようにと、小さな段差があるなどの工夫ある点もさすがのジブリさんです。
大きな映写機でフィルムの動きや、どうやって映像をスクリーンに映し出しているかということを実際に目で見て知ることができるのも面白いです。
見どころ⑤「映画の生まれる場所(ところ)」
「映画の生まれる場所(ところ)」では、映画制作の現場を覗き見ることができます。
机や壁いっぱいに広がったイラストやアイデアの源、映画制作者のロマンがいっぱい詰まった部屋です。
ちなみに皆さん怪人ジブリブリはご存知ですか?
緑色の頭の大きなキャラクターです。そんな怪人ジブリブリがこの部屋には10体います。
探してみてくださいね。
見どころ⑥企画展示室
期間によって展示内容は変わりますが、毎度興味深いテーマで魅了してくれます。
ジブリ作品中に登場する「食」にテーマを絞ったものや、「色彩」にテーマを絞ったもの。「レンズ」をテーマにしたものなど様々です。
どの企画展示もただ展示物を眺めるだけではなく、臨場感を感じられるものになっていたり、触れたり実際にやってみたりと、楽しめるようになっています。
見どころ⑦ネコバスルーム
ジブリ美術館で子供に一番人気の場所「ネコバスルーム」。小学生以下の子さんと一緒にいくのであれば、絶対に外せないですね。
大きなもふもふのネコバスに乗ってみたり、よじ登ってみたり。ネコバスの中にはたくさんのまっくろくろすけのぬいぐるみも。
・猫バスルームで遊べるのは小学生以下
・1回に遊べる時間は5分ほど
※空いているときは、再度並んで遊べます。
1回5分は短くも感じますが、その分混雑時でもそれほど待たずに遊ぶことができるので、子供が待ち疲れることもありませんよ。
見どころ⑧図書閲覧室「トライホークス」
図書閲覧室「トライホークス」には、宮崎駿監督とジブリ美術館おすすめの絵本や児童書が並んでいます。
ジブリの絵本はもちろんですが、ジブリとは関係のない本も置いてありますよ。
子供用の椅子が複数あり、本はその場で読むことができます。
土星座で上映される作品のパンフレットも販売されているのですが、絵本代わりにもなって我が家では絵本として子供に読み聞かせています。
見どころ⑨お土産やさん「マンマユート」
ミュージアムショップ「マンマユート」はジブリ関連グッズの宝箱。
ジブリ美術館でしか購入できない商品などもありますし、セル画も購入できちゃいます。
結構変わったお土産もあるので、じっくりと見たいところ。
ただし、マンマユートだけはいつ行っても混んでるのが難点。外国の方も多く皆背が高いので、お子さんは埋もれがちです。お子さんを連れて行く際は、はぐれないように気をつけてくださいね。
見どころ⑩屋上庭園
屋上にはラピュタにでてくるロボット兵が建っています。
外から見ることもできますが、近くで見るとよりインパクト大ですし、屋上に行くまでの螺旋階段楽しいです。
また、ロボット兵の奥に進んでいくと、ムスカが飛行石で操作していた石碑もあります。
屋上からジブリ美術館を眺めるのも楽しいですよ!
見どころ⑪館内各所
ジブリ美術館は小さな発見がとても楽しい場所です。
ボーッとしていると見逃してしまいそうな場所にも小さなこだわりがたくさんあるので、目を凝らしてくださいね。
たとえば水道の蛇口・・・
猫のジジ♡
美術館全体が展示物のような場所なので、スタスタ歩くのは禁物ですよ。
カフェ「麦わらぼうし」は行列必須!
ジブリ美術館にはカフェ「麦わらぼうし」がありますが、とても人気でいつも行列ができています。
ランチは11時開始ですが、ランチ時間帯は1時間待ち、いや・・2時間待ちも普通です!
再入場もできないので館内で食べるしかないのですが、テラスは持ち込み飲食が可能で、テイクアウトできる売店もテラスにあります。
・カフェ麦わらぼうしは行列必須
・テラスは持ち込み飲食可能
・テラスに売店あり
カフェ麦わらぼうしの混雑回避方法はこちらの記事を参考にしてください
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おむつ替え・授乳について
オムツ替えは、各階のトイレとカフェ麦わらぼうしの多目的トイレでできます。
幼児用のトイレなどはありません。
授乳はスタッフの方に声をかけると対応してくれるそうです。
ジブリ美術館周辺情報
美術館の裏側の井の頭公園を吉祥寺・三鷹駅とは反対方向に少し進むと、幼児用と児童用の遊具に分かれた公園があります
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ジブリ認定トトロのシュークリーム
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